ご家族の1日のタイムスケジュールをお聞きすることで
動線を考慮した間取りプランの提案を心掛けています。
住まいに関わる情報や画像はインターネットによって取り出しやすくはなりましたが、理想の家を具体的に表現できるお客様は殆どおられません。ですので、こちらから過去に手掛けた間取りプランを参考として幾つか御覧いただくことからスタートすることもあります。そこで、方向性が少しづつ見えてくるケースもあるのですが、私はお打ち合わせの中で、ご家族の1日のタイムスケジュールをお聞きするようにしております。起床時間から、朝の行動パターンに始まり、お仕事先への移動手段や出発時間、帰宅時間、ご自宅での過ごし方等々、ご家族それぞれのタイムスケジュールは違うと思うんです。それをお聞きすることで、居室の位置や必要なスペース、室内の動線の取り方も変わってきます。ご家族が集まるところであるLDKの空間を大切にされる方もおられますし、ストレスのかからない動線を大切にされる方もおられます。
お話しをお聞きする中で、価値観をしっかりと共有し、ご家族にとっての優先順位をつけながら、間取りを創り込んでいくようにしています。
外断熱住宅による断熱・気密性能の高さは
間取りや空間プランニングにも影響力が大きいです
一般的に内断熱住宅だと温度が逃げやすいことが要因となり避けられることが多い、吹抜け空間も創建の外断熱住宅Kurumuだと高気密・高断熱により、室内温度が一定化されるので、大きな吹き抜け空間をリビングに採用される方も多いです。
年間を通して、光熱費の削減につながることは利点として知られていますが、例えば室内扉を減らしたり、空間づくりにおける快適性という観点からもプランニングに大きく影響しています。モデルハウスで宿泊体験をされたお客様からは「エアコン1台で過ごせた」と効果を実感されたお声を聞かせていただくことも多いですね。また建物のデザインについては、間取りプランの決定後には、立面図をもとに色調を含めて、お打合せにより決めて参ります。